今年の8月にジョイフル・アート展は国立市の宇フォーラムにて開催され、おかげさまで大変好評でした。そのため今回、趣旨に賛同していただいた、財団法人日本教育会館及び、一ツ橋画廊のご協力でジョイフル・アート展パート2を開催することになりました。
以前より障害児の美術教育の有志が集まり、その活動の発表として「自由な表現と心の解放展」を開催しましたが、ジョイフル・アート展では国立市教育委員会の後援を得て、障害を持つ子供たちがさまざまな素材に向き合い、自由に自分の表現を試みた作品やアーチストの作品を展示しました。
展覧会では、地域の子供たちや保護者が集まり、スチレン版画、コラージュ、Tシャツづくりをし、また、光や音を楽しむ体験コーナーなど自分の感覚でめいっぱい楽しむワークショップも行いました。
展覧会の主催者である、宇フォーラム・クンストフェアライン21は、国立市にある美術組織で、ドイツで行われている芸術の市民活動を参考にし、21世紀の宇宙観を広げるために、芸術を市民の中に根差し、ひとりひとりが持つ豊かな創造性を引き出し、明日を切り開いていきたい、という願いからドイツに10年滞在した現代美術の作家である平松輝子先生によって設立されました。
美術は、人々にとって精神的な糧であり、新しい見方や、考え方を広げるものです。 自由に創造して新しい発見をすることは、人間の本性の喜びです。
いろいろな素材の変化を感じて、自ら行為することは、緊張感をほぐして、心を開放します。
新しい価値観の創造を必要とする時代です。ひとりひとりがかけがいのない存在であり、生きる力、基本の原理を探求する力を必要としています。
今回は子供たちの作品の発表と同時に、販売も行います。
是非ご高覧ください。 |