■ 高橋勝
『旅行者−2005』展
現代において、表現することとは何かということが創造への命題であります。
私のコンセプトとしては、文明(科学)と自然(環境)との対峙によって、生命体に対しての危機意識を作品を通して伝える作業であります。
作品のタイトルの『旅行者』とは、その時代の現象を捉え、自己の感性と思索とによって表現される作品が、観者(見る側)に伝達する装置であります。
「旅行者〜高橋勝作品について」
現代文明の相殺する光と影に彷徨う者に立ち現れる瞑想の世界。
人間の憂は、蜃気楼にも似た痛みと透明化への感性に、残像としての歴史そのものに向かって、瞑想の季節が訪れようとしている。
戦争/テロ/核兵器/森林伐採など・・・全てが環境破壊行為であり、自然と地球への冒涜であり、背理である。
我々人間の命は有限であり、命の尊さを知り自然と調和している生命全体に対する真理を識ることである。
この文明の点滅は、思索への暗号として、絶えまなく発信し続けることであろう。
1971〜77 現代日本美術展(東京都美術館/日本)
1973〜77 国際青年美術家展(東京都美術館/日本)
1973 第5回現代日本彫刻展
紀伊長島彫刻シンポジウム‘73(日本)
1974 ウベボダ彫刻シンポジウム (スウェーデン)
1975 第10回ジャパンアートフェスティバル (日本・海外展)
第2回彫刻の森美術館大賞展 (箱根の森美術館/日本)
1984 日韓現代美術展‘84 (東京/日本)
1985 KIS‘85群山国際現代美術展 (韓国)
1986 横浜〜ソウル現代美術展 (日本・韓国)
1987〜92 横浜〜光州現代美術展 (日本・韓国)
1995 toA〜fromAアジアからアジアへ (日本・韓国)
1999〜00 国際現代美術展―波動― (光州市立美術館/韓国)
国際現代美術展―波動― (神奈川県民ホールギャラリー/横浜)
2000 −PICAF−「釜山国際現代美術アートフェア」 (韓国)
2002 日韓「円周のない円」展 (日本)
2003 国際現代美術展―21世紀 今― (光州ビエンナーレ美術館/韓国)
日韓国際現代美術展─刻─ (神奈川県民ホールギャラリー/横浜)
2004〜05 相生と瞑想展 (イゴンギャラリー/大田市 韓国)
相生と瞑想展 (アーチストスペース/東京)
亜細亜圏国際現代美術展 (光州市立美術館/韓国)
2005 ―パンドラ―美の祭典 (神奈川県民ホールギャラリー/横浜)
日韓美術交流展―海峡展― (青樺画廊/銀座)
■ 平松輝子
今回の展示は、1965年と66年の渡米期間中、ニューヨークのAM・SACHS画廊(個展・二人展・グループ展)、ロスアンゼルスのギャラリー66(二人展)、ブランダイス大学美術展、ジャージーシティー美術館ナショナル展、以上の出品画と帰国後の作品を展示した。
ニューヨークで描いた絵は非常に独創的で自分の感性を表現できたと思う。カンバス上にアクリル絵の具(日本にはまだなかった)を塗り、その上に和紙を貼った抽象画で美しい色だった。
私は坂田一男師の弟子であるが、レジェの弟子であった師は創造性を重視された。これは外国では一番重要なことである。私はいつでも、その時と場所によって自由に創造することができたので、ニューヨークで個展を開くことができたのであろう。
[経歴] 一部
1921 東京生まれ
1949−56 坂田一男(レジェの助手)に師事、A・G・O同人
1954・63・64 個展、タケミヤ画廊・サトウ画廊・日本橋画廊
1965・66 ニューヨーク個展 AMサックスギャラリー(ニューヨーク)
ロスアンゼルス個展 ギャラリー66(ロスアンゼルス)
1967 国際青年美術家展、受賞(池袋西武)
1968 現代日本美術展(スタンフォード美術館・グリニッチ美術館)
1971 2人展《大自然と人間》ピナール画廊(東京)
1972−82 ドイツ クレフェルド
1974 国際現代美術見本市(デュッセルドルフ)
デュッセルドルフ美術館NRW州展(デュッセルドルフ)
1975 個展、カイザーウィルヘルム美術館(クレフェルド)
個展、ケルン日本文化会館(ケルン)
1977 個展、コンスタンツ美術館(コンスタンツ)
1978 個展、ハイデルベルグ美術館(ハイデルベルグ)
1979 個展、日本大使館後援、西ドイツ政府主催庭園ショー、(ボン)
1980 個展 日本総領事館後援 ミュンヘン民族博物館(ミュンヘン)
1983 個展、ウェアハウスギャラリー・ギャラリー上田(東京)
1987 個展、デュッセルドルフ州立美術館(デュッセルドルフ)
1987・88・89 墨展(現代中国芸術センター、大阪)
1995 個展、ハイデルベルグ美術館(ハイデルベルグ)
1999 東京国立市に宇フォーラムKV21美術館創立
若い美術家の支援のため企画展を開催
■ 二紀和太留 熊本県生 元独立会友 坂田一男師事
ニューヨーク・ドイツ・日本で多数個展。
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