■ 長谷川博
1951年 大阪府生まれ
個展
1997,98年 Оギャラリー(銀座)
1999年 CTIウィンドゥーギャラリー(日本橋)
2000,02,04年 ОギャラリーUP・ S(銀座)
グループ展等
1989年 二人展(画廊春秋・銀座)
1995年 二人展(OギャラリーUP・ S/銀座)
2003年 八王子市夢美術館公募展「美術誕生」
2004年 国立台湾美術館版画素描ビエンナーレ展
児童の絵との出会いが、それまでは見て描く仕事をしていた私に、現実のものを写し取る線描というだけでなく、実は線にはいろいろな多様性があるということを気づかせてくれた。現実のものから出て来た線がそのものから離れて線それ自身が目的となった。
何百本と引いた線から数十本あるいは数本の線を選択する。 幾本かの線が交わり、線の方向や太さ・長さによりかたちが決まっていく。 あるいは、意図しないで残していった線どうしの関係で面の表情が変わってくる。いろいろなニュアンスをそこに作り出すことが出来るかもしれない。また、線に囲われた色面とその境界(すき間)、線描として現れるいろいろなかたち、具体的なイメージを呼び起こすこともあるが、 何かを描こうとするわけでなく複数の線によって決定されてくるかたちの意味、それがわかればと願いつつ延々と点をうち、線を引いています。
■ 平松輝子
東京生 坂田一男師事
'65〜66・ニューヨーク個展等'72〜81ドイツ滞在約30回個展・日本でも多数。
1995年・宇フォーラムクンストフェアライン(略KV21)を二紀と共に創立。
東洋の墨は、古代から伝わる独特の製法による神秘的霊的な素材であり、最高の精神の美を表現することができます。私が惹かれたのは書道ではなく文字の絵画的美しさでした。特に桃山時代のひらかなに惹かれました。自由奔放、魂にひびくリズム、感嘆するしかない美しさ。それから私はドイツで文字としてではなく、最もシンプルな絵として表現しました。
■ 二紀和太留 熊本県生 元独立会友 坂田一男師事
ニューヨーク・ドイツ・日本で多数個展。
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