U-FORUM MUSEUM
宇フォーラム美術館
スケジュール
展覧会情報
概要
平松 輝子
二紀 和太留
坂田 一男
ご連絡先・交通案内
■ 宇フォーラム・KV21 第47回展 「加藤義次 展」
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場所:
期日:
入館料:
宇フォーラム・KV21 国立市東4-21-10
2010/05/20(木)〜06/13(日)木・金・土・日のみ開館 PM1:00〜5:00
\500円 会員無料
作品紹介
加藤義次

平松輝子

ニ紀和太留

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作者プロフィール
■加藤義次
[略歴]
1927年 東京麻布生まれ
1947年 旧制第一高等学校中退
1948〜49年 フランス政府給費留学生として渡仏、Grande-ChaumiereにてOssip-Zadkineに彫刻を学ぶ。
1949年 「日本未来派(詩誌)」同人、二科会彫塑部初入選、
       笠置季男の内弟子となる。
1962年 自由美術家協会会員
1949年〜91年
個展 銀座松坂屋、タケミヤ画廊、日本画廊、
円鳥堂画廊、日仏学院、銀座アートホール、
グループ展 日本青年彫刻家フェスティバル(四国・小豆島)、
自由美術佳作賞展、現代彫刻選抜展(東京)

1982年 第12回国際彫刻シンポジウム(カリフォルニア)作品収蔵
1984年 現代彫刻国際シンポジウム1984年・びわこ現代彫刻展マケット展(滋賀)
1986年 自由美術賞 L’ART FORETER展 招待出品(神奈川)
1987年 第21回文化庁現代美術選抜展 蓼科東急LA・FLEURモニュマン制作
1988年 神奈川県庁企画 国際環境彫刻展(ふるさと芸術村・藤野町)招待作品
1989年 横浜彫刻展ヨコハマ・ビエンナーレ‘89優秀模型作品展
       第1回美浜町国際野外彫刻ビエンナーレ(福井)模型作品展
1991年 静岡富士十里木別荘(山岡清志企画設計)モニュマン設置
       サントリー美術館大賞展 入選
2009年 4月逝去

■ 平松輝子
水神讃歌インスタレーション
日本は水が豊かな国である。弥生時代に水田によるコメ作りが行われたが、それは日本が山国であり雨が降り、多くの川を生み出したことによる。さらに日本の自然の象徴ともいえるのが、柔らかな竹林である。一方、水は透明である。透明であるがそれが水とわかるのは光を反射するからである。この滝のインスタレーションは銀の絵と竹と白い小石により極めて理詰めに構成された。銀は川を表し、さらにそれは太陽、もしくは月の光を連想させる。それは日本の自然を象徴する小世界なのである。

[経歴] 一部
1921 東京生まれ
1949−56 坂田一男(レジェの助手)に師事、A・G・O同人
1954・63・64 個展、タケミヤ画廊・サトウ画廊・日本橋画廊
1965・66 ニューヨーク個展 AMサックスギャラリー(ニューヨーク)
     ロスアンゼルス個展 ギャラリー66(ロスアンゼルス)
1967 国際青年美術家展、受賞(池袋西武)
1968 現代日本美術展(スタンフォード美術館・グリニッチ美術館)
1971 2人展《大自然と人間》ピナール画廊(東京)
1972−82 ドイツ クレフェルド  
1974 国際現代美術見本市(デュッセルドルフ)
     デュッセルドルフ美術館NRW州展(デュッセルドルフ)
1975 個展、カイザーウィルヘルム美術館(クレフェルド)
     個展、ケルン日本文化会館(ケルン)
1977 個展、コンスタンツ美術館(コンスタンツ)
1978 個展、ハイデルベルグ美術館(ハイデルベルグ)
1979 個展、日本大使館後援、西ドイツ政府主催庭園ショー、(ボン)
1980 個展 日本総領事館後援 ミュンヘン民族博物館(ミュンヘン)
1983 個展、ウェアハウスギャラリー・ギャラリー上田(東京)
1987 個展、デュッセルドルフ州立美術館(デュッセルドルフ)
1987・88・89 墨展(現代中国芸術センター、大阪)
1990 P3美術館
1995 個展、ハイデルベルグ美術館(ハイデルベルグ)
1999 東京国立市に宇フォーラムKV21美術館創立
     若い美術家の支援のため企画展を開催

[Teruko Hiramatsu’s Histry]

-Born in Tokyo, 1921
-Studied with Kazuo Sakata (assistant of Fernand Leger)
Member of Avant Garde Okayama. Groupe headed by Kazuo Sakata

One-person Exhibitions

1954 Takemiya Gallery, Tokyo
1963 Sato Gallery, Tokyo
1964 Nihonbashi Gallery, Tokyo
1966 A.M.Sachs Gallery, New York
1967 Ichibankan Gallery, Tokyo
    Gallery Beni, Kyoto
1970 American Culture Center, Tokyo
1973 Foreign Institute, Krefeld
1974 Remscheid Municipal Theater, Remscheid
1975 Kaiser-Wilhelm Museum, Krefeld
    Japan Culture Center, Koln
1976 Gallery Sorko, Nuremberg
    Studio, Wuppertal
    Gallery Krull, Krefeld
1977 Kanagawa Prefectural Gallery, Yokohama
    Hagener Kunstkabinett, Hagen
    Konstanz Museum, Konstanz
    Artists Assosiation, Marburg
1978 Heidelberger Museum, Heidelberg
1979 Dahlem National Museum, West Berlin
    West German Government Garden Exhibition, Bonn
1980 Rheda-Wiedenbruck Ministry of Culture, West Berlin
    Gallery Sorko, Nuremberg
    Kempen Municipal Museum, Kempen
    Munich Fork Museum, Munich
    Solingen Municipal Theater, Solingen
    Dortmund Foreign Munistry, Dortmund
1981 Gallery Pran, Korchenbroich
    State Adult school, Hochsaueriand
    Trier Museum, Trier
    Badsalzfulen Ministry of Culture, Badsalztfulen
1983 Gallery Ueda-Warehouse, Tokyo
1984 West Germany Culture Center. Tokyo
    Striped House Museum of Art. Tokyo
1985 Gallery Pran, Korchenbroich
1987 Landes Museum, Dusseldorf
    U-Forum opening exhibition, Tokyo
1989 Modern China Art center, Osaka
    U-Forum exhibition2, Tokyo
1990 P3 Museum, Tokyo
1995 Heidelberger Kunstferein, Heidelberg
1999-2008 U-Forum exhibition, Tokyo
    Selected Group Exhibitions
1940-41 Tokyo Municipal Museum, Tokyo
1950-55 Tenmaya, Exhibition of AGO, Okayama
1947-62 Muramatsu Gallery, Tokyo
1966 Gallery 66, Los Angels
    Brandeis University Museum
    Jersey City Museum, New Jersey
1967 International Young Artists Exhibition, Tokyo
1968 Contemporary Japanese Art Exhibition,
    Stanford Art Museum, Greenwich Art Museum
1971 Piner Gallery, Tokyo
1974 International Contemporary Art Exhibition, Dusseldorf
    Art Museum NRW State Exhibition
1976 Japan-France Modern Art Festival, Grand Palais, Paris
1978 Gallery Vondran, traveling group exhibition, Dusseldorf, Bonn, Munich
1981 Oedo Graphic Exhibition, Royal academy, London
1987-89 Exhibition ”SUMI”, Modern China Artcenter, Osaka
1989 Exhibition ”World of SUMI”SEIBU Ohtsu,Ohtsu
1990-2007 U-forum Museum, Tokyo

Collection
Japan Society, New York
Kaiser-Wilhelm Museum, West Germany
Kunst Museum, Dusseldorf, etc

■ 二紀和太留
テーマ「平和」
「二紀和太留の本名は平松和太留であるが、略すると平和である。この美術館の開設の契機として戦争と平和がある。二紀は1921年に熊本で生まれ,1943年に海軍に入隊し、戦艦榛名に乗船しマリアナ沖海戦、レイテ沖海戦に参戦しながら奇跡的に生還した。
しかし、これらの戦いで多くの戦友が亡くなった。そして戦後、彼らのことを一生、気にかけながら作品を描いた。作品に表れる輝くような光は彼等にたいする鎮魂の意味がある。
この美術館では奥の展示室に巾4mの作品「天の光マンダラ」を常設展示しているが、この部屋に入ると、「異次元に来たようだ」と多くの方が言われる。来館者の感想文の一つを紹介する。
「この平和な時代の陰に多くの方々の貴い命が失われていった事を思うと、いつも、いつも、8月15日に深い反省の念を思い起こします。戦争を知らない世代と残り少なくなった戦争経験世代と、もっといつまでも話をして、二度と繰返さない努力をしていかなければならないと思います」

[経歴]一部
1921  熊本県荒尾市生まれ
1942〜45 熊本師範学校(熊本大学)卒。海軍に入隊。
1945〜51 熊本県展、独立美術協会奨励賞、K氏賞
        熊日新聞社賞、大牟田美術展くろだいや賞、武蔵野美術大学中退
1952〜56 坂田一男師事。第2〜4回A・G・O展参加
1962〜63 個展 村松画廊、新宿第一画廊(東京)
1966〜70 渡米 第25回ナショナル美術展・ジャージーシティミュージアム入賞
        個展 カプリコーンギャラリー・スタジオ90、
         ビューイング・ホイットニーミュージアム オブアメリカンアート
         (ニューヨーク)
        アートフェスティバル、コンテンポラリーアジアンアーチスト展、
        アートレンディング・ニューヨーク近代美術館(ニューヨーク)、
1972〜73 ピナールギャラリー(東京)、スタジオ10(ニューヨーク)
        個展 ケルナークンストキャビネット(ケルン)
        コンテンポラリードイツアート(クレフェルド)
        個展 ギャラリーナーグル(ウィーン)
        個展 日本文化センター(ケルン)、
        インターナショナルコンテンポラリーアート展(デュッセルドルフ)
1975〜76 NWF州立ウィンター展(デュッセルドルフ美術館)
        個展 ジャパンクラブ(デュッセルドルフ)
        個展 紀伊国屋ギャラリー(東京)
        個展 アートサロン三番館(東京)
        ジャパンナウ(サンフランシスコ)、東京都立美術館、
1977〜79 個展 多摩信ギャラリー(東京)、個展 神奈川県立ギャラリー(横浜)
        個展 姫路ギャラリー(東京)、 個展 熊日ギャラリー(熊本)
        個展 アルゲンチュームギャラリー(クレフェルド)
1980〜81 個展 長崎県立美術館(長崎)、個展 荒尾市社会教育総合センター(熊本)
        個展 独日交流ソサエティー(デュッセルドルフ)
1983    個展 紀伊国屋ギャラリー、個展 ギャラリー岳(東京)
1985〜86 ギャラリープラン(西独)、埼玉県立近代美術館(埼玉)、
        個展 青梅市立美術館(東京)
1991    個展 ストライプハウス美術館(東京)
1997    死去
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